2016年サケ稚魚放流情報No7

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平成28年5月19日

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表面水温は、平年比では高め、前年比では同程度で推移しており、サケの適水温の範囲内にあります。

動物プランクトンは、一部の湾を除き、平年・前年と比べて同程度~少ない状況となっています。

水温は好適な状況にありますが、今後、日照や暖水の北上により水温が上昇し適水温を超える可能性もあることから、飼育中の稚魚がいる場合には直ちに放流を終了してください。

1.北上丸による湾口付近の表面水温観測結果(℃)

  宮古湾 山田湾 唐丹湾 越喜来湾 大船渡湾
観測値 (5/9,10) 11.4 11.2 10.6 10.7 11.9
平年(過去13年間) 10.4 10.5 9.0 8.9 10.7
前年同期 11.8 11.3 10.6 10.7 12.3

平年比では1~2℃程度高め、前年比では同程度で推移しており、サケの適水温の範囲内にあります。

2.動物プランクトン沈殿量(ノルパックネット鉛直20m曳き、ml/m3)

  宮古湾 山田湾 唐丹湾 越喜来湾 大船渡湾
観測値 (5/9,10) 0.32 0.73 0.60 3.66 0.08
平年(過去13年間) 1.91 0.83 1.86 1.42 1.43
前年同期 0.13 0.33 0.98 0.75 1.12

動物プランクトン沈殿量は、越喜来湾では平年比・前年比より多くなっていますが、その他の湾では平年・前年と比べて同程度~少ない状況となっています。

3.湾内定地水温観測定点における水温予測結果

5月下旬の湾内水温の予測値は平年(過去22年間)と比べて1℃程度高めとなる見込みとなっています。

4.その他

(1) 平成28年春期のサケ稚魚放流情報は本号をもって終了とします。
(2) いわて大漁ナビの定地水温情報・衛星画像や、当センター発行の海況情報等も参考にしてください。

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図5 湾における動物プランクトン沈殿量,表面水温の季節変化