2017年8月沿岸定線海洋観測結果

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平成29年8月3日

全定線で顕著な水温躍層が形成。
県北部から中部沖20~50海里の100m深に親潮系冷水が分布。

1. 水温分布(図1、図2、別表はPDF版に掲載。)

1) 本県沿岸10海里以内の表面水温は18~24℃台。なお、前月は17~21℃台、前年は19~21℃台であった。
2) 5℃以下の水帯は、表面では分布が見られず、100m深では黒埼沖20海里、トドヶ埼沖20~50海里、尾埼沖50海里に分布していた。
3) 20℃以上の水帯は、表面では黒埼沖30海里以東、トドヶ埼沖及び尾埼沖の10海里及び70海里、椿島沖の全域に分布しており、100m深では分布が見られなかった。

図1 水温の分布(平成29年7月31日~8月2日)


図2 水温の分布(平成28年8月1~3日)

2. 平年偏差(図3)

1) 本県沿岸10海里以内は、表面では県南部で最大4℃程度高め、100m深では県中部で最大5℃程度高めであった。
2) 表面水温は、県中部沖20海里以東で1~2℃程度低めとなっていた。
3) 100m深水温は、県北部沖30~50海里付近及び県南部沖20~50海里付近で1~6℃程度高め、県北部沖20海里及び県中部沖20~50海里付近で1~5℃程度低めとなっていた。

図3 水温の平年偏差

3.水温の鉛直分布(図4。別表はPDF版に掲載。)

1) 本県沿岸10海里以内は、黒埼定線で7~19℃台(150m深まで観測)、トドヶ埼定線で2~20℃台(300m深まで観測)、尾埼定線で4~20℃台(300m深まで観測)、椿島定線で8~24℃台(150m深まで観測)となっていた。
2) 5℃以下の水帯は、黒埼定線及びトドヶ埼定線では20海里以東の50m以深に、尾埼定線では10海里以東の100m以深に、椿島定線では20~40海里の300m深付近に分布していた。
3) 20℃以上の水帯は、黒埼定線では30海里以東の表面に、トドヶ埼定線では10海里及び70海里の表面に、尾埼定線では10海里及び70海里の10m以浅に、椿島定線では全域の20m以浅に分布していた。


図4 水温の鉛直分布( 平成29年7月31日~8月2日)

4.統計的手法を用いた翌月の水温予測(詳細はPDF版に掲載)

9月は、100m深では平年並み~やや高め、各10海里定点の10m深では平年並みと予測

1予測時期
・9月上旬
2予測海域
・100m深水温は、黒埼定線、トドヶ埼定線、尾埼定線、椿島定線の距岸5、10、20、30、40、50海里(合計24定点)。
・10m深水温は、各定線の0海里定点(合計4定点)