2017年度 第1回 太平洋スルメイカ中短期漁海況予報(漁況情報号外)

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平成29年9月5日発行

1 来遊量:前年並

2 漁期・漁場:対象期間を通じて漁場となる

8月31日に、一般社団法人漁業情報サービスセンターから「平成29年度 第1回 太平洋スルメイカ中短期漁海況予報」が発表されましたので、内容を紹介します。

予報の説明(抜粋)

(1)予報の概要

第1回太平洋長期漁海況予報公開後の漁況経過等を主要な情報として、9月におけるスルメイカの来遊量を予測したものです。
※ 第1回太平洋スルメ長期漁海況予報については7月24日付「漁況情報号外」(URL:http://www2.suigi.pref.iwate.jp/research/20170724fishery_info )として岩手県水産技術センターHPで紹介しています。

(2)常磐~三陸海域における見通しについて

ア 三陸海域における漁獲対象資源について
この海域の漁獲対象資源は、太平洋沿岸域を北上する群れを主体に、津軽海峡を通って来遊する日本海由来の群れも含まれると考えられています。
イ 予報の説明(図1、2)
三陸周辺海域における漁場一斉調査でのCPUE及び6月~7月に当海域における漁況から、太平洋沿岸域を北上した群れの来遊量は前年並であった可能性があります。
一方、8月における当海域の漁況から、8月は当海域よりも北の海域に魚群が移動している可能性があります。水産研究・教育機構の海況予測システム(FRA-ROMS※)によると、親潮第一分枝は前年よりも強いと予測されていますが、常磐~三陸海域には津軽暖流および沖合からの北上暖水が波及することから、沖合からの魚群の来遊は持続する可能性があります。
これらのことから、9月における常磐~三陸海域における来遊量は前年並となると予測されます。
※ 国立研究開発法人水産研究・教育機構により開発され、2012年5月より運用を開始した海況予測システム。本予報には、2017年8月28日にホームページに記載されていた予測情報を使用。

主要データ(抜粋)

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図1 常磐~三陸海域の主要港におけるスルメイカの釣りによる旬別漁獲量(生鮮)とCPUE(CPUEの計算は、白糠港~大船渡港のデータを使用)


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図2 海況予測システムFRA-ROMSによる2017年9月上旬と下旬の50m深予測水温 (左図)および平年差(右図) ※50m深はスルメイカの代表的な分布深度


ご意見等は、漁業資源部(担当: 髙梨)までお寄せ下さい。
なお、本予報の詳細については、国立研究開発法人水産研究・教育機構ホームページ
(URL: http://abchan.fra.go.jp/gk29/20170831.pdf)をご参照下さいますようお願いいたします。