令和3年12月23日発行
令和3年12月17日に国立研究開発法人水産研究・教育機構から「2021年度 第4回東北海区海況予報」が発表されましたので、内容を紹介します。
海況情報
今後の見通し(2021年12月中旬~2022年1月)のポイント
・ 近海の黒潮続流の北限位置はやや北偏〜かなり北偏で推移する。
・ 親潮第1分枝の張り出しは平年並み〜かなり南偏で推移する。
・ 根室南東沖の暖水塊は停滞する。
金華山沖と常磐沖に暖水塊が形成される。
◆本予報の詳細については、国立研究開発法人水産研究・教育機構ホームページをご参照願います。
http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr2021/20211217/index.html
本予報に伴う本県への影響等
1 「近海の黒潮続流の北限位置がやや北偏~かなり北偏で推移する。」と予測されていることから、暖水波及による沿岸域の高水温化、貧栄養化に注意する必要があります。
2 「親潮第1分枝の張り出しが平年並み~かなり南偏で推移する。」と予測されていることから、 沖合の冷水の動向に注意する必要があります。