令和2年12月18日発行
令和2年12月16日に国立研究開発法人水産研究・教育機構から「2020年度 第4回東北海区海況予報」が発表されましたので、内容を紹介します。
海況情報
今後の見通し(2020年12月中旬~2021年1月) のポイント
・近海の黒潮続流の北限位置は、やや南偏で推移する。
・親潮第1分枝の張り出しは、極めて南偏からやや北偏で推移する。
・常磐沖に、親潮第1分枝に連なる冷水域が形成され、三陸沖の暖水塊は停滞する
◆本予報の詳細については、国立研究開発法人水産研究・教育機構ホームページをご参照願います。
http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr2020/20201216/index.html
本予報に伴う本県への影響等
親潮第1分枝の張り出しが極めて南偏からやや北偏で推移することから、岩手県沿岸の水温は概ね低めで推移することが予想されます。
ケガニは、資源的には横ばい傾向ですが、水温が低めに推移すると漁獲が上向く傾向にあることから、漁期中の漁獲は前年を上回る可能性があります。