2017年9月沖合定線海洋観測結果

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平成29年9月11日

親潮系冷水の波及により、100m深水温は平年より最大8℃程度低め

1. 水温分布(図1、別表はPDF版に掲載。)

1) 本県沿岸10海里以内の表面水温は18~20℃台。なお、前月は18~24℃台、前年は20~23℃台であった。
2) 5℃以下の水温帯は、表面では分布が見られず、100m深では東経142度~143度30分付近と黒埼定線の東経146度付近に分布していた。
3) 20℃以上の水温帯は、表面では主に東経143度以東に分布しており、100m深では分布が見られなかった。

図1 水温の分布(観測日 平成29年9月5~8日)

2. 平年偏差(図2)

1) 本県沿岸10海里以内は、表面では全域で1℃程度低めであり、100m深では県北部~県中部で最大8℃程度低め、県南部で1~2℃程度高めであった。
2) 表面水温は、全域で1~2℃程度低めとなっていた。
3) 100m深水温は、県南部の沿岸域で1~4℃程度高めのほかは、親潮系冷水の波及により低めに推移していた。

図2 水温の平年偏差

3.水温の鉛直分布(図3、別表はPDF版に掲載。)

1) 本県沿岸10海里以内は、黒埼定線(150m深まで観測)及びトドヶ埼定線(300m深まで観測)で1~20℃台、尾埼定線(300m深まで観測)で2~19℃台、椿島定線(150m深まで観測)で9~20℃台となっていた。
2) 5℃以下の水温帯は、全定線の50m以深に広く分布しており、特に東経142~143度付近には1~2℃台の水温帯が分布している。
3) 20℃以上の水温帯は、黒埼定線の東経144~145度付近と椿島定線のほぼ全域の30m以浅に分布していた。

図3 水温の鉛直分布(観測日 平成29年9月5~8日)

4.統計的手法を用いた翌月の水温予測(詳細はPDF版に掲載)

10月は、100m深では全域で平年並み。各10海里定点の10m深では全定点でやや低めと予測

1予測時期
・10月上旬
2予測海域
・100m深水温は、黒埼定線、トドヶ埼定線、尾埼定線、椿島定線の距岸5、10、20、30、40、50海里(合計24定点)。
・10m深水温は、各定線の0海里定点(合計4定点)