2018年7月沖合定線海洋観測結果

PDFファイルはダウンロードページにあります。

Pocket

平成30年7月19日

県中部沖から県南部沖では表面水温が平年より 2~5℃程度高めとなっている

1.水温分布(図1、「7月沿岸定線海洋観測結果」)

1) 本県沿岸10海里以内の表面水温は16~21℃台。なお、前月は9~13℃台、前年は17~21℃台であった。
2) 5℃以下の水温帯は、表面、100m深ともに分布がなかった。
3) 10℃以上の水温帯は、表面では全域に広く分布しており、100m深では県中部沖~県南部沖に広く分布していた。

図1 水温の分布(観測日 平成30年7月9~12日)

2. 平年偏差(図2)

1) 本県沿岸10海里以内は、表面では1~5℃高めであった。100m深では県北部5海里以内で1℃程度低めのほかは概ね1~3℃程度高めであり、特に県中部10海里で6℃程度高めであった。
2) 表面水温は、県北部沖10~50海里で1℃程度低め、県中部沖から県南部沖で2~5℃程度高めであった。
3) 100m深水温は、県北部の沿岸域で1℃程度低めのほかは概ね高めであり、特に県中部沖30~40海里では7℃程度高めであった。

図2 水温の平年偏差

3.水温の鉛直分布(図3、「7月沿岸定線海洋観測結果」)

1) 本県沿岸10海里以内は、黒埼定線で8~16℃台(150m深まで観測)、トドヶ埼定線で3~21℃台(300m深まで観測)、尾埼定線で9~20℃台(300m深まで観測)、椿島定線で10~21℃台(150m深まで観測)であった。
2) 5℃以下の水温帯は、黒埼定線では20~70海里の150m以深に、トドヶ埼定線では10海里及び70海里の300m以深に分布していた。尾埼定線及び椿島定線では分布がなかった。
3) 10℃以上の水温帯は、黒埼定線では10~70海里の10~100m深に、トドヶ埼定線及び尾埼定線並びに椿島定線では10~70海里の10~200m深に広く分布しており、特に尾埼定線の30~50海里では300m深まで分布していた。


図3 水温の鉛直分布(観測日 平成30年7月9~12日)
黒埼及び椿島定線は200海里まで、トドヶ埼、尾埼定線は70海里まで観測。

4.統計的手法を用いた翌月の水温予測(詳細はPDF版に掲載)

予測される8月の水温は、10m深では全ての10海里定点でやや高め、100m深では県中部から県南部の沖合域で高めとなる

1予測時期
・8月上旬
2予測海域
・100m深水温は、黒埼定線、トドヶ埼定線、尾埼定線、椿島定線の距岸5、10、20、30、40、50海里(合計24定点)。
・10m深水温は、各定線の0海里定点(合計4定点)