2019年6月沿岸定線海洋観測結果

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令和元年6月6日

親潮系冷水の波及により、20海里以遠の100m深水温は平年より最大3℃程度低め。

1. 水温分布(図1、図2、付表)

1) 本県沿岸10海里以内の表面水温は11~14℃台。前年は9~13℃台であった。
2) 5℃以下の水温帯は、表面では分布がみられなかった。100m深では黒埼定線の30~70海里、トドヶ埼定線の10~20海里及び70海里、尾埼定線の30~70海里、椿島定線の70海里で分布がみられた。
3) 10℃以上の水温帯は、表面では全定線の沿岸から70海里沖合まで広く分布がみられた。100m深では黒埼定線、椿島定線の5海里で分布がみられた。

図1 水温の分布(令和元年6月3~4日)


図2 水温の分布(平成30年5月28~29日)

2. 平年偏差(図3)

1) 本県沿岸10海里以内は、表面では1~2℃程度高め、100m深では概ね平年並みであった。
2) 表面水温は、県南部沖20~70海里で最大2℃程度高めであった。
3) 100m深水温は、県中部から県南部沖の20~40海里で最大3℃程度低めとなっていた。
図3 水温の平年偏差

3.水温の鉛直分布(図4。別表はPDF版に掲載。)

1) 本県沿岸10海里以内は、黒埼定線で9~14℃台、トドヶ埼定線で2~12℃台、尾埼定線で3~14℃台、椿島定線で9~14℃台であった。
2) 5℃以下の水温帯は、黒埼定線では30~70海里の30m以深に分布していた。トドヶ埼定線では10~70海里の100m以深に、尾埼定線では30~70海里の50m以深に分布していた。椿島定線では20~70海里の200m以深に分布していた。
3) 10℃以上の水温帯は、沿岸10海里以内では全定線の50m以浅に、10~70海里では全定線の表層に広く分布していた。


図4 水温の鉛直分布(令和元年6月3~4日)

4.統計的手法を用いた翌月の水温予測(詳細はPDF版に掲載)

7月は、100m深は平年並み、各0海里定点の10m深は平年よりやや高めと予測

1予測時期
・7月上旬
2予測海域
・100m深水温は、黒埼定線、トドヶ埼定線、尾埼定線、椿島定線の距岸5、10、20、30、40、50海里(合計24定点)。
・10m深水温は、各定線の0海里定点(合計4定点)。