平成31年2月22日
1. 表面分布(図1)
本県沿岸10海里以内の栄養塩(NO2+3-N)の表面分布は98から181μg/Lであった。今月は、本県沿岸へ親潮系冷水が波及したことで、例年値(89から134μg/L)と比べて栄養塩が高めであった。
なお、採水は漁業指導調査船岩手丸により、0、10海里地点で2月13日から2月19日に行った。
2. 10m以深の分布(図2、図3、図4)
採水器の保守点検のため採水は行わなかった。
※背景地図にはCraft MAPを使用(http://www.craftmap.box-i.net/)
【参考】
・栄養塩(硝酸+亜硝酸態窒素NO2+3-N) 単位はμg/Lで表す。
※本観測の一部は「環境省 平成30年度地域適応コンソーシアム北海道・東北地域事業委託業務」における「海水温の上昇等によるホタテガイ及びワカメ等の内湾養殖業への影響調査」の一環で実施しています。