令和元年9月24日
8月から水温上昇に伴い底層の溶存酸素量が低い状態が続いています。水深50mを超えるSt.4では酸素飽和度が30%台となっています。
9月17日に実施した釜石湾内観測結果をお知らせします。
St.1~4において透明度が前年同月と比較してやや高くなりました。湾北部のSt.2で最も高く、9.5mとなりました。8月にはSt.4が最も高くなりましたが(12m)、9月の観測時には7.5mとなりました。
St.1~4の水温は表層、10m、底層のいずれも例年よりやや高くなりました。
溶存酸素量は8月と同様に底層で低い状態が続いています。水深50mを超えるSt.4では海底上1mの酸素飽和度が37.7%となりました。
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図1 釜石湾調査定点図
※St.1からSt.4において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Fにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
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図2 透明度の比較(前年同月、前月)
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図3 表層の水温の推移
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図4 10m層の水温の推移
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図5 底層の水温の推移
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図6 表層の塩分の分布