2024年ホタテガイ採苗情報(第12報)

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令和6年7月2日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

少量ながら、ホタテガイの付着稚貝の出現が継続しています。

調査結果の概要

6月27日の唐丹湾の10m深の水温は15.5℃、透明度は13mでした。

唐丹湾では、殻長200μm未満の小型のホタテガイラーバが7個/m3(昨年同時期:55個/m3)、200μm以上の大型のラーバが0個/m3(同:9個/m3)出現しました。

その他のラーバ出現数は、ムラサキイガイが46個 /m3、キヌマトイガイが22個 /m3、エゾイシカゲガイが6個 /m3 、その他が17個 /m3 でした。

唐丹湾では、付着稚貝の出現が継続しています。

<噴火湾の状況(ホタテガイ採苗情報第13号(6月26日発行))>

付着稚貝(垂下期間:6月17・18~25日)は例年より少ない(102、293個/袋)。

<陸奥湾の状況(ホタテガイ採苗情報第12号(6月27日発行))>

付着稚貝(垂下期間:4月中・下旬~6月下旬)は平年(約11~30万個/袋)よりは少ないが、昨年(2,912、3,638個/袋)よりは多い(8,739、112,329個/袋)。

平年(平均:1.99~2.71mm)より殻長が大きい(平均:3.44~4.31mm)。

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次報は、7月5日頃に発行する予定です。