2024年ホタテガイ採苗情報(第13報)

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令和6年7月5日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

唐丹湾では、大型ラーバの出現数が低位で推移しており、稚貝の付着数が減少しました。

調査結果の概要

7月3日の唐丹湾の10m深の水温は16.2℃、透明度は12mでした。

唐丹湾では、殻長200μm未満の小型のホタテガイラーバが5個/m3(昨年同時期:163個/m3)、200μm以上の大型のラーバが2個/m3(同:35個/m3)出現しました。

その他のラーバ出現数は、ムラサキイガイが421個 /m3、キヌマトイガイが108個 /m3、エゾイシカゲガイが127個 /m3 、その他が16個 /m3 でした。

唐丹湾では、付着稚貝の出現数が減少しました。

<陸奥湾の状況(ホタテガイ養殖管理情報第2号(7月2日発行))>

中層(10~15m層)で20℃を超えるところが見られてきたので、新貝及び成貝の施設を水温の低い下層へ沈めるように注意喚起がなされています。

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今年のラーバ・付着稚貝調査は今回で終了します。
今後は、環境変化等に応じて臨時号や養殖管理情報を発信しますので、養殖管理の参考としてください。