令和7年4月18日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合
前回よりもホタテガイの小型ラーバの出現数が増加しました。
調査結果の概要
4/17の唐丹湾の10m深水温は8.6℃、透明度は8mでした。
唐丹湾では、殻長200μm未満のホタテガイの小型ラーバが18個/m3(昨年同時期:101個/m3)出現し、200μm以上の大型のラーバは見られませんでした(昨年同時期:3個/m3)。
ムラサキイガイのラーバは296個/m 3、キヌマトイガイのラーバは61個/m 3、イシカゲガイのラーバが20個/m 3で、ムラサキイガイが昨年同時期よりも多め、キヌマトイガイ、イシカゲガイが少なめとなっています。
4/17時点では、唐丹湾で付着稚貝は確認されませんでした。
青森県ではラーバの出現数が平年よりかなり少ないものの、大型ラーバの割合が高いことから、採苗器の投入を完了するよう指示されています。