令和7年4月30日
水温は2.5m層及び15m層ともに平年よりも1℃以上高めとなっていました。
塩分はSt.1と2の2.5m層では若干低めとなっていましたが、他の定点の2.5m層と全定点の15m層では平年よりも若干高めとなっていました。
4月24日に実施した大船渡湾内観測結果をお知らせします。
水温は2.5m層及び15m層ともに平年よりも1℃以上高めとなっており、表層では11~13℃台となっていました。
塩分はSt.1と2の2.5m層では若干低めとなっていましたが、他の定点の2.5m層と全定点の15m層では平年よりも若干高めとなっていました。
クロロフィル蛍光値は15m層で高い値となり、植物プランクトンが中層付近に多く出現していると考えられました。
溶存酸素量では低酸素状態となっている定点はありませんでした。
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図1 大船渡湾調査定点図
※ St.1からSt.6において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
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図2 St.1(湾奥)の水温及び塩分の推移
※St.1は水深10m未満
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図3 St.2(清水)の水温及び塩分の推移
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図4 St.3(珊瑚島)の水温及び塩分の推移
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図5 St.4(蛸の浦)の水温及び塩分の推移
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図6 St.5(船河原)の水温及び塩分の推移
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図7 St.6(片頭)の水温及び塩分の推移
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図8 表層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません)。
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図9 2.5m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。
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図10 15m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。 St.1は水深約10mでした。