2025年ホタテガイ採苗情報(第8報)

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令和7年6月6日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

付着稚貝の出現が継続しています。残りの採苗器を全数投入してください。

調査結果の概要

6/5の唐丹湾の10m深水温は11.7℃、透明度は13mでした。

唐丹湾では、ホタテガイの殻長200μm未満の小型ラーバが132個/m3(昨年同時期:86個/m3)、200μm以上の大型のラーバが32個/m3(昨年同時期:107個/m3)出現しました。

ムラサキイガイのラーバは1,225個/m3、キヌマトイガイのラーバは186個/m3、エゾイシカゲガイのラーバが120個/m3でした。昨年同時期と比較すると、ムラサキイガイがかなり多め、キヌマトイガイ及びエゾイシカゲガイが多めでした。

地域間で差が見られますが、ホタテガイ稚貝の付着が継続しています。

県南部では853~909個/袋の付着稚貝が確認され、付着の盛期と考えられます。採苗器が残っている場合は、残りを全数投入してください。

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次報は、6月13日頃に発行する予定です。