令和7年6月19日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合
付着稚貝が多い状態が続いているため、採苗器の投入を完了してください。
調査結果の概要
6/18の唐丹湾の10m深水温は12.1℃、透明度は9mでした。
唐丹湾では、ホタテガイの殻長200μm未満の小型ラーバが1個/m3(昨年同時期:8個/m3)、200μm以上の大型のラーバが34個/m3(昨年同時期:3個/m3)出現しました。
ムラサキイガイのラーバは332個/m3、キヌマトイガイのラーバは202個/m3、エゾイシカゲガイのラーバが32個/m3でした。昨年同時期と比較すると、ムラサキイガイとキヌマトイガイがかなり多め、エゾイシカゲガイが多めでした。
地域間で差が見られますが、ホタテガイ稚貝の付着が継続していますので、採苗器が残っている場合は、採苗器の投入を完了してください。