令和7年8月12日
表面水温はすべての定点で20℃以上であり、50海里以内の定点では平年より1～6℃程度高くなっている
1. 水温分布(図1、図2、付表)
1)10海里以内の表面水温は22～24℃台。前年は20～23℃台であった。100m深水温は11～13℃台。前年は8～15℃台であった。
2)5℃以下の水温帯は、表面及び100m深ともに分布がなかった。
3)20℃以上の水温帯は、表面では観測海域の全域に分布していた。100m深では分布がなかった。
図1 水温の分布(令和7年8月5～7日)
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表面
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100m
図2 水温の分布(令和6年7月30日、8月1日)
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表面
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100m
2. 平年偏差(図3)*平年値：1991年～2020年の平均値
1)10海里以内の表面水温は2～4℃程度高めであった。100m深水温は尾埼定線の5海里及び椿島定線の5～10海里定点で平年並であり、その他の定点では1～2℃程度高めであった。
2)10海里以遠の表面水温は1～6℃程度高めであった。100m深水温は、尾埼定線の30～40海里定点及び椿島定線の20～40海里定点で平年並であり、その他の定点では1～6℃程度高めであった。
図3 水温の平年偏差
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表面
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100m
※ 5海里より沿岸は水深が100m未満。Kriging法により外挿して表示。
3.水温の鉛直分布(図4、付表)
1)本県沿岸10海里以内は、黒埼定線で9～23℃台、トドヶ埼定線で4～24℃台、尾埼定線で4～22℃台、椿島定線で8～23℃台であった。
2)5℃以下の水温帯は、黒埼定線では20～50海里定点の200m以深に、トドヶ埼定線では10～30海里定点の300m以深に、尾埼定線では10～50海里定点の200m以深に、椿島定線では、30～40海里定点及び70海里定点の300m以深に分布していた。
3)20℃以上の水温帯は、すべての定点の20m以浅を中心に分布していた。
図4 水温の鉛直分布(令和7年8月5～7日)
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黒埼
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トドヶ埼
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尾埼
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椿島
