令和7年9月9日
水温は全定点の2.5m層で4℃、15m層で3℃ほど平年より高くなりました。
塩分は全定点の2.5m及び15m層で、平年よりもやや高めでした。
8月27日に実施した大船渡湾内観測結果をお知らせします。
水温は全定点の2.5m層で4℃、15m層で3℃ほど、平年より高くなりました。
塩分は全定点の2.5m及び15m層で、平年よりもやや高めでした。
クロロフィル蛍光値は2.5m層と比べて、表層と15m層で高めの値となっており、植物プランクトンが表層と中層付近で多く出現していると考えられました。
溶存酸素量は、湾口付近の St.6の底層で 1.9 mg/L と水産用水基準の 4.3 mg/Lよりも低くなっているほか、珊瑚島北側の St.3でも 4.4 mg/L と低い値となっており、いまだ水温の上昇期であることから、溶存酸素量がさらに低下することが予想されます。
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図1 大船渡湾調査定点図
※ St.1からSt.6において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
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図2 St.1(湾奥)の水温及び塩分の推移
※St.1は水深10m未満
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図3 St.2(清水)の水温及び塩分の推移
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図4 St.3(珊瑚島)の水温及び塩分の推移
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図5 St.4(蛸の浦)の水温及び塩分の推移
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図6 St.5(船河原)の水温及び塩分の推移
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図7 St.6(片頭)の水温及び塩分の推移
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図8 表層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません)。 -
図9 2.5m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。
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図10 15m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。