2017年3月沿岸定線栄養塩測定結果

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平成29年3月9日

1. 表面分布(図1)

本県沿岸10海里以内の栄養塩(NO2+3-N)の表面分布は86から127μg/Lであった。
なお、採水は漁業指導調査船岩手丸により、10、10、30、50海里地点で3月1日から3月2日に行った。

2. 10m以深の分布(図2、図3、図4)

本県沿岸10海里以内では、黒埼定線で85から113μg/L、トドヶ埼定線で87から122μg/L、尾埼定線で97から122μg/L、椿島定線で111から131μg/Lの範囲であった。


※背景地図にはCraft MAPを使用(http://www.craftmap.box-i.net/)

【参考】

・栄養塩(硝酸+亜硝酸態窒素NO2+3-N) 単位はμg/Lで表す。
・10μg/L以下でワカメの芽落ちや原藻加工後の色落ちの危険がある。
・20μg/Lを一応の安全な目安としているが、 20~30μg/Lでも晴天の日が続いたり、海水交換の悪い時は、ワカメの芽落ちや色落ちが起こる場合がある。
※農林水産省「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」による。