平成29年2月23日発行
2月23日の定地水温は、野田湾で6.8℃(過去平均差+0.1℃)、船越湾で7.7℃(過去平均差+0.8℃)、広田湾で7.4℃(過去平均差+0.4℃)となっています(図1)。
3月中旬における各0海里定点の10m深水温の予測値は7.1~8.0℃であり、平年より1.1~1.3℃高めと予測されました(表1)。
異常冷水現象(沿岸域で5℃以下の水温が2週間以上持続)は、3月中旬頃までは発生する可能性は低いと判定されました。
2月22日の県央地区における葉長の測定結果は、186cmでした(図2)。
県南部湾内定点の栄養塩濃度は、特に問題ないレベルとなっています(2/20)。
栄養塩や水温の動きに注意し、漁協が提供する栄養塩情報を参考にしてください。
*湾内自動水温観測装置(定地)水温観測システムの設置、水温予測のためのソフトウエア開発及び沖合栄養塩データの分析は、農林水産省農林水産技術会議による「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」による成果です。なお、定地水温の値は、午前10時の水温を採用しています。