平成29年2月28日
1. 表面分布(図1)
本県沿岸10海里以内の栄養塩(NO2+3-N)の表面分布は83から157μg/Lであった。
なお、採水は漁業指導調査船岩手丸により、0、10、30、50海里地点で2月14日から2月16日に行った。
2. 10m以深の分布(図2、図3、図4)
採水機器が保守点検中のため、10m以深の採水は行われなかった。
※背景地図にはCraft MAPを使用(http://www.craftmap.box-i.net/)
【参考】
・栄養塩(硝酸+亜硝酸態窒素NO2+3-N) 単位はμg/Lで表す。
・10μg/L以下でワカメの芽落ちや原藻加工後の色落ちの危険がある。
・20μg/Lを一応の安全な目安としているが、 20~30μg/Lでも晴天の日が続いたり、海水交換の悪い時は、ワカメの芽落ちや色落ちが起こる場合がある。
※農林水産省「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」による。