2017年4月沿岸定線栄養塩測定結果

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平成29年4月13日

1. 表面分布(図1)

本県沿岸10海里以内の栄養塩(NO2+3-N)の表面分布は10から112μg/Lであった。
なお、採水は漁業指導調査船岩手丸により、10、10、30、50海里地点で4月4日から4月5日に行った。

2. 10m以深の分布(図2、図3、図4)

本県沿岸10海里以内では、黒埼定線で10から50μg/L、トドヶ埼定線で26から49μg/L、尾埼定線で38から107μg/L、椿島定線で29から75μg/Lの範囲であった。


※背景地図にはCraft MAPを使用(http://www.craftmap.box-i.net/)

【参考】

・栄養塩(硝酸+亜硝酸態窒素NO2+3-N) 単位はμg/Lで表す。
・10μg/L以下でワカメの芽落ちや原藻加工後の色落ちの危険がある。
・20μg/Lを一応の安全な目安としているが、 20~30μg/Lでも晴天の日が続いたり、海水交換の悪い時は、ワカメの芽落ちや色落ちが起こる場合がある。
※農林水産省「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」による。