2017年ホタテガイ採苗情報(第1報)

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平成29年4月17日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

ラーバ調査を開始。水温は高め。

調査結果の概要

唐丹湾の水深10m層の水温は8.1℃で、昨年同時期(9.1℃)よりは低いものの、例年に比べ高めです。透明度は10mでした。
唐丹湾では、200μm未満の小型ラーバ及び大型のラーバが出現していますが、少数であり、採苗器の投入時期には至っていません。
試験採苗器への付着稚貝数は、次回からお知らせする予定です。
<陸奥湾の状況(4月13日発行青森県ホタテガイ採苗速報)>
ラーバの出現数は西湾、東湾とも過去10年の同時期の平均値よりも多い状況であり、ホタテガイの付着数がかなり多くなると予想。西湾では採苗器の投入を開始し、東湾では今週からを見込んでいる。
<宮城県の状況(4月13日発行ホタテガイ採苗通報)>
ホタテガイ母貝の産卵は始まっているが、採苗時期にはなっていない

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次報は、4月24日に発行する予定です。