2017年6月沿岸定線海洋観測結果

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平成29年6月2日

5℃以下の冷水が県北部から県中部の距岸10海里付近まで接近している

1. 水温分布(図1、図2。別表はPDF版に掲載。)

1) 本県沿岸10海里以内の表面水温は10~14℃台。なお、前月は5~8℃台、前年は11~15℃台であった。
2) 5℃以下の水帯は、表面では分布が見られなかった。100m深では黒埼沖20~50海里、トドヶ埼沖10~20海里、尾埼及び椿島沖70海里に分布していた。
3) 15℃以上の水帯は、表面ではトドヶ埼沖30海里以東、尾埼沖30~50海里、椿島沖50海里以東に分布していた。100m深では分布が見られなかった。

図1 水温の分布(平成29年5月29日~31日)


図2 水温の分布(平成28年5月30日~6月3日)

2. 平年偏差(図3)

1) 本県沿岸10海里以内は、表面では県中部沖で平年より1~2℃程度高め、100m深では県中部沖で3℃程度低めとなっていた。
2) 表面水温は、県中部以南の30海里以東で平年より1~3℃程度高め、県北部沖20~30海里及び50海里、県中部以南の20海里で1~2℃程度低めとなっていた。
3) 100m深水温は、県中部以南の30海里以東で平年より1~2℃程度高め、県北部沖20海里以東及び県中部沖20海里で1~4℃程度低めとなっていた。

図3 水温の平年偏差

3.水温の鉛直分布(図4。別表はPDF版に掲載。)

1) 本県沿岸10海里以内は、黒埼定線で7~13℃台(150m深まで観測)、トドヶ埼定線で1~14℃台(300m深まで観測)、尾埼定線で2~13℃台(300m深まで観測)、椿島定線で8~12℃台(150m深まで観測)となっていた。
2) 5℃以下の水帯は、黒埼定線では20海里以東の30m以深に、トドヶ埼定線では10~20海里の75m以深及び30海里以東の200m以深に、尾埼定線では10~20海里の150m以深及び70海里の50m以深に、椿島定線では20~50海里の200m以深及び70海里の30m以深に分布していた。
3) 15℃以上の水帯は、トドヶ埼定線では30海里以東の30m以浅に、尾埼定線では30~50海里の20m以浅に、椿島定線では50海里以東の20m以浅に分布していた。


図4 水温の鉛直分布(平成29年5月29日~31日)

4.統計的手法を用いた翌月の水温予測(詳細はPDF版に掲載)

7月は、100m深では全域で平年並み、各0海里定点の10m深では椿島定点を除きやや低めと予測

1予測時期
・7月上旬
2予測海域
・100m深水温は、黒埼定線、トドヶ埼定線、尾埼定線、椿島定線の距岸5、10、20、30、40、50海里(合計24定点)。
・10m深水温は、各定線の0海里定点(合計4定点)