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平成29年6月14日
湾内の水温は9~15℃台であり例年よりも1~2℃程低めとなっています。二枚貝等の餌の量を示すクロロフィルは湾奥の表層でやや高めでした。
6月13日に行った大船渡湾内観測結果をお知らせします。
透明度は5.0~9.5mであり、平成18年度から平成28年度の平均値と比べて、+0.4~+2.6mの範囲内でした。
水温は水深2.5mが12.4~13.3℃、水深10mが11.0~11.3℃でした。平成18年度から平成28年度の平均値と比べて、水深2.5mが-2.1~-1.3℃の範囲内、水深10mが-1.5~-0.8℃でした。
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図1 大船渡湾調査定点図
※St.1からSt.6において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Dにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
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図2 透明度の推移
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図3 水深2.5mの水温の推移
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図4 水深10mの水温の推移
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図5 水深2.5mの水温の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨や気温の影響を受けて湾内の水温は変化する。
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図6 水深2.5mの塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する。
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図7 水深2.5mのクロロフィルの分布
※クロロフィルは植物プランクトン量の指標であり、植物プランクトンは二枚貝やホヤ等の餌となる。
担当:漁場保全部