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平成29年8月24日
湾内の水温は15~23℃台であり、例年並みとなっています。二枚貝等の餌の量を示すクロロフィルは湾内全域で高めでした。湾奥部の珊瑚島北側の水深10m以深で溶存酸素が低下していますので、今後の推移に注意して養殖管理を行って下さい。
8月22日に行った大船渡湾内観測結果をお知らせします。
透明度は3.0~6.5mであり、平成18年度から平成28年度の平均値と比べて、-4.2~-1.1mの範囲内でした。
水温は水深2.5mが20.6~21.4℃、水深10mが19.7~20.1℃でした。平成18年度から平成28年度の平均値と比べて、水深2.5mが-0.8~0.0℃、水深10mが-0.1~+0.6℃の範囲内でした。
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図1 大船渡湾調査定点図
※St.1からSt.6において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Dにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
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図2 透明度の推移
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図3 水深2.5mの水温の推移
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図4 水深10mの水温の推移
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図5 水深2.5mの水温の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨や気温の影響を受けて湾内の水温は変化する。
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図6 水深2.5mの塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する。
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図7 水深2.5mのクロロフィルの分布
※クロロフィルは植物プランクトン量の指標であり、植物プランクトンは二枚貝やホヤ等の餌となる。
担当:漁場保全部