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平成29年9月22日
湾内の水温は14~19℃台であり、例年よりも1~3℃程低くなっています。先般発生した台風18号等の降雨の影響を受けて、表層の塩分は低く、透明度も低くなっていました。
9月21日に行った大船渡湾内観測結果をお知らせします。
透明度は1.5~3.5mであり、平成18年度から平成28年度の平均値と比べて、-7.2~-2.5mの範囲内でした。
水温は水深2.5mが19.3~20.1℃、水深10mが17.7~18.1℃でした。平成18年度から平成28年度の平均値と比べて、水深2.5mが-2.3~-1.1℃、水深10mが-3.0~-2.5℃の範囲内でした。
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図1 大船渡湾調査定点図
※St.1からSt.6において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Dにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
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図2 透明度の推移
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図3 水深2.5mの水温の推移
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図4 水深10mの水温の推移
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図5 水深2.5mの水温の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨や気温の影響を受けて湾内の水温は変化する。
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図6 水深2.5mの塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する。
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図7 水深2.5mのクロロフィルの分布
※クロロフィルは植物プランクトン量の指標であり、植物プランクトンは二枚貝やホヤ等の餌となる。
担当:漁場保全部