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平成29年10月27日
湾内の水温は16~18℃台であり、例年並みから1℃程低くなっています。二枚貝等の餌の量を示すクロロフィルは、湾口付近と比べて湾奥部で高くなっています。海底付近の溶存酸素は、珊瑚島北側と湾口で低くなっています。
10月17日に行った大船渡湾内観測結果をお知らせします。
透明度は4.0~10.0mであり、平成18年度から平成28年度の平均値と比べて、-3.1~+2.2mの範囲内でした。
水温は水深2.5mが17.1~18.5℃、水深10mが18.2~18.3℃でした。平成18年度から平成28年度の平均値と比べて、水深2.5mが-1.4~-0.1℃、水深10mが-0.6~-0.4℃の範囲内でした。
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図1 大船渡湾調査定点図
※St.1からSt.6において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Dにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
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図2 透明度の推移
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図3 水深2.5mの水温の推移
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図4 水深10mの水温の推移
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図5 水深2.5mの水温の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨や気温の影響を受けて湾内の水温は変化する。
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図6 水深2.5mの塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する。
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図7 水深2.5mのクロロフィルの分布
担当:漁場保全部