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平成30年5月17日
湾内の水温は6~13℃台であり、例年並みとなっています。二枚貝等の餌の量を示すクロロフィルは、湾内全域で先月よりも低下しました。湾北部St.2の表層2.5mは湾外の海水の影響を強く受けており、塩分が観測点中で最も高くなりました。
5月15日に行った釜石湾内観測結果をお知らせします。
透明度は8.0~14.0mであり、平成18年度から平成29年度の平均値と比べて、-0.5~+4.0mの範囲内でした。
水温は水深2.5mが9.9~10.6℃、水深10mが9.1~9.6℃でした。平成18年度から平成29年度の平均値と比べて、水深2.5mが-0.5~-0.3℃、水深10mが-0.2~+0.2℃の範囲内でした。
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図1 釜石湾調査定点図
※St.1からSt.4において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Fにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
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図2 透明度の推移
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図3 水深2.5mの水温の推移
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図4 水深10mの水温の推移
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図5 水深2.5mの水温の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨や気温の影響を受けて湾内の水温は変化する。
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図6 水深2.5mの塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する。
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図7 水深2.5mのクロロフィルの分布
※クロロフィルは植物プランクトン量の指標であり、植物プランクトンは二枚貝やホヤ等の餌となる。
担当:漁場保全部