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平成30年7月23日
湾内の水温は12~22℃台であり、例年よりも1℃ほど高くなっています。二枚貝等の餌の量を示すクロロフィルは、先月と同程度であり、表層や水深10m付近で高くなっています。湾口付近の海底は、溶存酸素が低下傾向です。
7月18日に行った大船渡湾内観測結果をお知らせします。
透明度は4.0~10.0mであり、平成18年度から平成29年度の平均値と比べて、+0.7~+2.9mの範囲内でした。
水温は水深2.5mが18.3~19.0℃、水深10mが16.5~16.9℃でした。平成18年度から平成29年度の平均値と比べて、水深2.5mが+1.0~+1.5℃、水深10mが+0.8~+1.5℃の範囲内でした。
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図1 大船渡湾調査定点図
※St.1からSt.6において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Dにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
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図2 透明度の推移
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図3 水深2.5mの水温の推移
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図4 水深10mの水温の推移
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図5 水深2.5mの水温の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨や気温の影響を受けて湾内の水温は変化する。
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図6 水深2.5mの塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する。
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図7 水深2.5mのクロロフィルの分布
※クロロフィルは植物プランクトン量の指標であり、植物プランクトンは二枚貝やホヤ等の餌となる。
担当:漁場保全部