平成31年4月25日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合
小型のラーバが増加。稚貝の付着はわずか。
調査結果の概要
唐丹湾の水深10m層の水温は平年並みの8.7℃で、透明度は7.0mでした。
唐丹湾では、小型のホタテラーバ(殻長200μm未満)が増加しました。
全県的にキヌマトイガイ等、ホタテ以外のラーバが多く出現しています。
唐丹湾の試験採苗器へは5個体のホタテガイ稚貝が付着していました。
採苗器投入適期はまだ先です。採苗器の準備を進めてください。
【採苗器分散投入のススメ】
採苗器の投入は、早すぎても遅すぎても良くありません。早すぎると付着物のために稚貝が付着しにくくなり、時期が遅いとラーバ自体が少なくなります。分散作業のスケジュールも考慮しつつ、適正量の採苗をするために、可能な限り採苗器の分散投入を心がけましょう。