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令和元年5月14日
湾内の水温(2.5m、10m層)は10~12℃台であり、最大で例年よりも2℃程高くなっています。二枚貝等の餌の量を示すクロロフィルは、湾内全域で先月よりも大きく低下しました。
5月14日に行った釜石湾内観測結果をお知らせします。
透明度は8.0~10.0mであり、平成18年度から平成30年度の平均値と比べて、-0.8~+0.6mの範囲内でした。
水温は水深2.5mが11.1~12.2℃、水深10mでは10.1~10.7℃でした。平成18年度から平成30年度の平均値と比べると、水深2.5mでは+0.1~+2.1℃、水深10mでは+0.9~+1.2℃の範囲内でした。
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図1 釜石湾調査定点図
※St.1からSt.4において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Fにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
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図2 透明度の推移
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図3 水深2.5mの水温の推移
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図4 水深10mの水温の推移
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図5 水深2.5mの水温の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨や気温の影響を受けて湾内の水温は変化する。
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図6 水深2.5mの塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する
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図7 水深2.5mのクロロフィルの分布
※クロロフィルは植物プランクトン量の指標であり、植物プランクトンは二枚貝やホヤ等の餌となる。St.A~Fでは採水をしていない。St.2では機器トラブルにより採水ができなかった。
担当:漁場保全部