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令和元年5月23日
例年よりも透明度が低くなりました。湾内の水温(2.5m、10m層)は10~14℃台であり、例年よりも2℃ほど高くなっています。表面の塩分が15.3~18.5と、非常に低くなりました。これは5月21日の降雨の影響と思われます。
5月23日に行った大船渡湾内観測結果をお知らせします。
透明度は3.0~6.0mであり、平成18年度から平成30年度の平均値と比べて、-4.0~+1.0mの範囲内でした。
水温はSt.1~6の水深2.5mが13.0~14.8℃、水深10mが10.0~10.8℃でした。平成18年度から平成30年度の平均値と比べて、水深2.5mが+2.5~+3.8℃、水深10mが+1.3~+1.9℃の範囲内でした。
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図1 大船渡湾調査定点図
※St.1からSt.6において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Dにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
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図2 透明度の推移
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図3 水深2.5mの水温の推移
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図4 水深10mの水温の推移
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図5 水深2.5mの水温の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨や気温の影響を受けて湾内の水温は変化する。
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図6 水深2.5mの塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する。
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図7 水深2.5mのクロロフィルの分布
※クロロフィルは植物プランクトン量の指標であり、植物プランクトンは二枚貝やホヤ等の餌となる。観測機器での測定値のため参考値扱い。
担当:漁場保全部