2019年7月沿岸定線栄養塩測定結果

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令和元年7月23日

1. 表面分布(図1)

本県沿岸10海里以内の栄養塩(NO2+3-N)の表面分布は0(定量限界以下)から8μg/Lであった。
なお、採水は漁業指導調査船岩手丸により、0、10、30、50海里地点で7月1日から7月9日に行った。

2. 10m以深の分布(図2、図3、図4)

黒埼定線では0から136μg/Lとなり、30及び50海里地点の30m以深で高くなった。トドヶ埼定線では0から97μg/Lとなり、30及び50海里地点の30m以深で高くなったが、50海里地点の50mでは1μg/Lとなった。尾埼定線では0から165μg/Lとなり、10海里地点の各層で値が高くなった。椿島定線では30海里地点の各層で値が高くなった。


※背景地図にはCraft MAPを使用(http://www.craftmap.box-i.net/)

【参考】

・栄養塩(硝酸+亜硝酸態窒素NO2+3-N) 単位はμg/Lで表す。
※本観測の一部は「環境省 平成31年度地域適応コンソーシアム北海道・東北地域事業委託業務」における「海水温の上昇等によるホタテガイ及びワカメ等の内湾養殖業への影響調査」の一環で実施している。