令和元年8月5日
水温の上昇に伴い底層の溶存酸素量が低下しています。St.6では底層の酸素飽和量が50%を下回っています。
水温は5m以深で例年よりも低くなりました。表層の水温や塩分は例年並みとなりました。
8月5日に行った大船渡湾内観測結果をお知らせします。
透明度を前年同月のものと比較すると、St.4を除いて前年同月よりも高くなりました。
水温は5m以深で例年よりも低くなり、St.6の底層では2.7℃低くなりました。
溶存酸素量は夏季の高水温に伴い低くなりました。St.1~6の中で最も水深があるSt.6(36.8m)で最も飽和度が低くなりました(41.5%)。
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図1 大船渡湾調査定点図
※St.1からSt.6において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Dにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
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図2 透明度の比較(前年同月、前月)
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図3 表層の水温の推移
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図4 10m層の水温の推移
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図5 底層の水温の推移
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図6 表層の塩分の分布