令和元年10月3日
沖合域の100m深水温は、県北部では平年より最大4℃程度高め、県南部では平年より最大4℃程度低め。
1. 水温分布(図1、図2、付表)
1) 本県沿岸10海里以内の表面水温は20～21℃台。前年は18～21℃台であった。
2) 5℃以下の水温帯は、表面では分布がみられなかった。100m深では県中部沖40海里から県南部沖の30～50海里に分布がみられた。
3) 20℃以上の水温帯は、表面では全域に分布がみられた。100m深には分布がみられなかった。
図1 水温の分布(令和元年9月30日～10月1日)
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表面
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100m
図2 水温の分布(平成30年10月3～4日)
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表面
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100m
2. 平年偏差(図3)
1) 本県沿岸10海里以内は、表面では1～2℃程度高め、100m深では概ね平年並みであった。
2) 表面水温は、県北部から県中部沖の20～50海里で2～3℃程度高めであった。
3) 100m深水温は、県北部沖の20～40海里で2～4℃程度高め、県南部沖の30海里以遠で1～4℃程度低めであった。
図3 水温の平年偏差
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表面
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100m
3.水温の鉛直分布(図4。別表はPDF版に掲載。)
1) 本県沿岸10海里以内は、黒埼定線で11～21℃台、トドヶ埼定線で3～21℃台、尾埼定線で4～21℃台、椿島定線で11～21℃台であった。
2) 5℃以下の水温帯は、黒埼定線では200m以深に、トドヶ埼定線、尾埼定線及び椿島定線では150m以深に広く分布していた。
3) 20℃以上の水温帯は、沿岸域から沖合域まで表面に広く分布がみられた。
図4 水温の鉛直分布(令和元年9月30日～10月1日)
4．統計的手法を用いた翌月の水温予測(詳細はPDF版に掲載)
11月は、100m深は県北部の10～30海里でやや高め、各0海里定点の10m深はトドヶ埼及び尾埼でやや高めと予測
1予測時期
・11月上旬
2予測海域
・100m深水温は、黒埼定線、トドヶ埼定線、尾埼定線、椿島定線の距岸5、10、20、30、40、50海里(合計24定点)。
・10m深水温は、各定線の0海里定点(合計4定点)。