2019年度ワカメ養殖情報第1号

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令和元年10月8日発行

岩手丸海洋観測で採水した海水の栄養塩を測定しています。

10月下旬に栄養塩が20 µg/L以上となる確率は黒埼及びトドヶ埼で36 %、尾埼50 %、椿島63 %と予測されました(図2) 。

栄養塩や水温の動きに注意し、巻き込み作業の準備を進めて下さい。

*湾内自動水温観測装置(定地)水温観測システムの設置、水温及び栄養塩供給予測のためのソフトウェア開発は、農林水産省 農林水産技術会議による「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」による成果です。沖合栄養塩の分析は「環境省 平成31年度地域適応コンソーシアム北海道・東北地域事業委託業務」における「海水温の上昇等によるホタテガイ及びワカメ等の内湾養殖業への影響調査」の一環で実施しています。なお、定地水温の値は、午前10時の水温を採用しています。

(参考)三陸沿岸の水温情報サイト

「東北ブロック沿岸水温速報」(PCサイト)

「いわて大漁ナビ」
県内6湾の定地水温情報を1時間毎に確認できるほか、人工衛星画像で沖合の水温状況も把握できます。