令和元年10月11日
水温は9月をピークに、表層、10m層及び底層で低下しています。
底層の酸素飽和度は8月及び9月に引き続き低くなっています。
10月7日に実施した大船渡湾内観測結果をお知らせします。
透明度は、St.4を除いた全ての点で前年同月よりも高くなりました。
水温はSt.1から6の表層、10m層、深層で先月よりも低くなりました。
St.1から5では底層の酸素飽和度が26%から69%で9月を下回るかほぼ同じとなり、8月以降、底層の酸素が少ない状態が続いています。St.6では飽和度が9月の29%から87%に上昇しました。
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図1 大船渡湾調査定点図
※St.1からSt.6において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Dにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
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図2 透明度の比較(前年同月、前月)
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図3 表層の水温の推移
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図4 10m層の水温の推移
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図5 底層の水温の推移
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図6 表層の塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨や気温の影響を受けて湾内の塩分は変化する。