令和元年11月20日
St.1~4のほぼすべてで水温が2013~2018年の平均値よりも高くなりました。
底層の酸素飽和度が前月と比較して高くなっています。St.1~4の全てで80%を超えました。
11月12日に実施した釜石湾内観測結果をお知らせします。
St.1~4の水温は2013年~2018年の平均値と比較して1℃程度高くなりました。St.3の表層は平均値とほぼ同じ値となりました。
底層の酸素飽和度は先月よりも高くなり、最も低かったSt.1では82.9%となりました。
St.1~4において透明度が前月と比較して高いか同じになりました。台風の影響による透明度の低下が緩和したと思われます。
-
図1 釜石湾調査定点図
※St.1からSt.4において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Fにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
-
図2 透明度の比較(前年同月、前月)
-
図3 表層の水温の推移
-
図4 10m層の水温の推移
-
図5 底層の水温の推移
-
図6 表層の塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する。