令和元年12月27日
St.1~4のすべての点で水温が2013~2018年の平均値よりも高くなりました。
塩分が高く推移しています。水深5m、10m及び海底上1mのいずれでも2013年~2018年の平均値よりも高くなりました。
12月10日に実施した釜石湾内観測結果をお知らせします。
St.1~4の水温は2013年~2018年の平均値と比較して1℃程度高くなりました。
St.1~4では塩分も過去の結果よりも高くなりました。表層は過去の結果に近い値もありましたが、水深5m、10m、海底上1m層では全ての点で2013年~2018年平均よりも高くなりました。海底上1m層では全ての点において塩分34を超える値となりました。
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図1 釜石湾調査定点図
※St.1からSt.4において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Fにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。 -
図2 透明度の比較(前年同月、前月)
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図3 表層の水温の推移
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図4 10m層の水温の推移
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図5 底層の水温の推移
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図6 表層の塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する。