令和2年1月20日
St.1~4のすべての点で透明度が前年同月より低くなりました。
表層の水温が2013~2018年の平均値と比較して、同じか低くなりました。水深10m及び海底上1mの水温は過去の平均値と同じか高くなりました。
令和2年1月15日に実施した釜石湾内観測結果をお知らせします。
全ての点で透明度が前年同月より低くなりました。2014~2019年の1月でのSt.1~4の平均の値は13.6mですが、今回の調査(2020年1月)では8.3mでした。
水温は9月以降、過去の平均値よりも高く推移していましたが、表層では過去の平均値よりも低くなりました。大気によって冷却されたためと考えられます。10m及び海底上1mでは過去の平均値とほぼ同じかやや高い値となりました。
-
図1 釜石湾調査定点図
※St.1からSt.4において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Fにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。
-
図2 透明度の比較(前年同月、前月)
-
図3 表層の水温の推移
-
図4 10m層の水温の推移
-
図5 底層の水温の推移
-
図6 表層の塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する。