令和2年2月14日
鉛直混合が進み、200m深まで8～9℃台の水温帯が分布している。
1. 水温分布(図1、図2、付表)
1) 本県沿岸10海里以内の表面水温は7～8℃台。前年は2～7℃台であった。
2) 5℃以下の水温帯は、表面、100m深ともに分布がみられなかった。
3) 10℃以上の水温帯は、表面では県北部沖から県中部沖の50海里に分布がみられた。100m深では分布がみられなかった。
図1 水温の分布(令和2年2月7～13日)
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表面
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100m
図2 水温の分布(平成31年2月12～14日)
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表面
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100m
2. 平年偏差(図3)
1) 本県沿岸10海里以内は、表面は全域で平年並み、100m深は県中部沖から県南部沖で1～2℃程度高めであった。
2) 表面水温は、県北部沖から県南部沖の10海里以遠で1～4℃程度高めであった。
3) 100m深水温は、県北部の沿岸域を除き1～3℃程度高めであった。
図3 水温の平年偏差
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表面
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100m
3.水温の鉛直分布(図4。別表はPDF版に掲載。)
1) 本県沿岸10海里以内は、黒埼定線で6～8℃台、トドヶ埼定線及び尾埼定線で7～9℃台、椿島定線で8～9℃台であった。
2) 5℃以下の水温帯は、各定線の20～40海里の300m以深に分布がみられた。
3) 10℃以上の水温帯は、黒埼定線及びトドヶ埼定線の50海里の50m以浅に分布していた。
図4 水温の鉛直分布(令和2年2月7～12日)
4．統計的手法を用いた翌月の水温予測(詳細はPDF版に掲載)
3月は、100m深は県中部から県南部の沖合域でやや高め
各0海里定点の10m深はトドヶ埼、尾埼、椿島でやや高めと予測
1予測時期
・3月上旬
2予測海域
・100m深水温は、黒埼定線、トドヶ埼定線、尾埼定線、椿島定線の距岸5、10、20、30、40、50海里(合計24定点)。
・10m深水温は、各定線の0海里定点(合計4定点)。