令和2年2月21日
St.1~4の全ての観測点で透明度が前年同月より低くなりました。
水深10m層及び底層の水温が2013~2018年の平均値と比較して、同程度か高くなりました。表層の水温は過去の平均値と同程度の値になりました。
令和2年2月19日に実施した釜石湾内観測結果をお知らせします。
St.1~4の透明度は平均で6.6mであり、前年同月より低くなりました。また、2014~2019年2月の平均値は9.9mであり、過去平均と比較しても透明度は低くなりました。
水温は、10m層及び底層において過去の平均値と同程度かやや高くなり、St.3の10m層では1.4℃程度高くなりました。
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図1 釜石湾調査定点図
※St.1からSt.4において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Fにおいて表層0mから水深10mの水質を観測した。 -
図2 透明度の比較(前年同月、前月)
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図3 表層の水温の推移
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図4 10m層の水温の推移
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図5 底層の水温の推移
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図6 表層の塩分の分布
※湾外から湾内に流入する海水、陸から湾内に流入する河川水、降雨の影響を受けて湾内の塩分は変化する。