令和2年4月28日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合
ホタテガイラーバ・付着稚貝調査を開始しました。
調査結果の概要
唐丹湾の水深10m層の水温は9.5℃で例年同時期より高く、透明度は12mでした。
唐丹湾では、殻長200μm未満の小型のホタテガイラーバが55個/m3、200μm以上の大型のラーバが4個/m3出現しました。
ムラサキイガイ、キヌマトイガイのラーバは、昨年同時期に比べて少ないです。
野田と浄土ヶ浜沖では、ホタテガイの付着稚貝数はまだ少ないです。
東北海区海況予報も参考にしながら採苗器投入準備を進めてください。
陸奥湾の状況(4月23日発行ホタテガイ採苗速報(第5号))
ホタテガイの付着が順調。大型ラーバがまだ出現しており、さらに付着数が増加する見込み。(※採苗速報第3,4号にて採苗器の投入指示済み)
宮城県の状況(4月23日発行ホタテガイ採苗通報(第1報))
小型~中型幼生が確認され、一部では大型幼生もわずかに確認された。
生殖腺指数が低下しており、産卵が行われている。