2020年ホタテガイ採苗情報(第2報)

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令和2年5月1日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

県中南部海域におけるホタテガイ付着稚貝はわずか。

調査結果の概要

唐丹湾の水深10m層の水温は10.0℃で、透明度は9.0mでした。水温は例年より高く推移しています。
唐丹湾では、殻長200μm未満の小型のホタテガイラーバが21個/m3(昨年同時期:83個/m3)、200μm以上の大型のラーバが1個/m3(同:10個/m3)出現しました。
唐丹湾、釜石湾では、ホタテガイの付着稚貝数はまだ少ないです。
引き続き、【ホタテガイ採苗情報】、【東北海区海況予報】を参考にしながら、採苗器の投入準備を進めてください。

宮城県の状況(4月30日発行ホタテガイ採苗通報(第2報))

小型~中型ラーバが増加、大型ラーバはわずかに確認された。
生殖腺指数が低下しており、産卵が行われている。
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次報は、5月8日頃に発行する予定です。