漁場環境情報(PDFファイル)のダウンロードページはこちら
令和2年5月26日
St.1から4の全ての観測点において5m層以深の水温及び塩分が、過去の調査結果の平均値より高くなりました。
海水中のクロロフィル量は、5m層、10m層及び15m層で比較すると、5m層の値が高い傾向にありました。
令和2年5月22日に実施した釜石湾内観測結果をお知らせします。
St.1~4の全ての観測点において、5m層以深の水温及び塩分が過去7年(2013年~2019年)の平均値よりも高くなりました。表層の塩分は降雨の影響で、平均値より低くなりました。
クロロフィル量では、5m層、10m層及び15m層の中では5m層が一番高くなる傾向が見られました。石浜漁場付近(St.3、D、E及びF)では10m層のクロロフィル量が最も高くなりました。
-
図1 釜石湾調査定点図
※St.1からSt.4において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.Fにおいて表層0mから水深15mの水質を観測した。
-
図2 透明度の比較(前年同月、前月)
-
図3 St.1(垂水)の水温及び塩分の推移
-
図4 St.2(湾北部)の水温及び塩分の推移
-
図5 St.3(石浜)の水温及び塩分の推移
-
図6 St.4(白浜沖)の水温及び塩分の推移
-
図7 5m層のクロロフィル量
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。1度の調査での湾内の相対的な比較としてご利用ください。
-
図8 10m層のクロロフィル量
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。1度の調査での湾内の相対的な比較としてご利用ください。
-
図9 15m層のクロロフィル量
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。1度の調査での湾内の相対的な比較としてご利用ください。
担当:漁場保全部