2020年ホタテガイ採苗情報(第5報)

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 令和2年5月26日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

付着稚貝数は低調に推移しています。

調査結果の概要

唐丹湾の水深10m層の水温は10.9℃で、透明度は12.0mでした。
唐丹湾では、殻長200μm未満の小型のホタテガイラーバが12個/m3、200μm以上の大型ラーバが1個/m3出現しました。
唐丹湾の試験採苗器へは38個体(5/15~5/25)のホタテガイ稚貝が付着しており、うち18個体(47%)が付着直後の稚貝でした。
※昨年同時期の唐丹湾定点における付着稚貝数は99個/袋/週

<宮城県の状況(5月19日発行ホタテガイ採苗通報(第5報))>

小型~大型ラーバが確認されたが、大型ラーバはわずか。
例年と比べラーバ及び付着稚貝数が少ない。

<噴火湾の状況(5月15日発行噴火湾環境情報No.1)>

ホタテガイラーバは湾内に広く分布し、平均密度は前年同時期の10倍。

次報は、6月3日頃に発行する予定です。