2020年ホタテガイ採苗情報(第6報)

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 令和2年6月2日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

付着稚貝数は低調に推移しています。

調査結果の概要

唐丹湾の水深10m層の水温は10.8℃で、透明度は9.0mでした。
唐丹湾では、殻長200μm未満の小型のホタテガイラーバが12個/m3、200μm以上の大型ラーバが3個/m3出現しました。
唐丹湾の試験採苗器へは48個体(5/25~6/1)のホタテガイ稚貝が付着しており、うち10個体(21%)が付着直後の稚貝でした。(※昨年同時期:98個/袋/週)
その他の地区におけるホタテガイ付着稚貝数も少ない状況です。

<陸奥湾の状況(5月28日発行ホタテガイ採苗速報(第8号))>

ホタテガイ稚貝の平均付着数は、西湾、東湾でそれぞれの平年値(過去10年の平均値)より少なくなっている。

<宮城県の状況(5月26日発行ホタテガイ採苗通報(第6報))>

大型ラーバはわずかだが、付着稚貝が確認されている。
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次報は、6月10日頃に発行する予定です。