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令和2年12月4日
水温は過去の結果と同程度の値となりました。
クロロフィル量は、湾奥ほど高く、表層ほど高い傾向が見られました。
12月3日に実施した大船渡湾内観測結果をお知らせします。
全ての観測点において、表層、2.5m層及び15m層の水温が過去(2013~2019年の12月)の平均値と同程度の値になりました。また、鉛直方向で見ると、表層から底層までほぼ一様の水温となっており、水面から海底まで混ざった状態になっていました。
クロロフィル量は、水平方向では湾奥ほど高くなる傾向が見られました。鉛直方向では、表層ほど高くなる傾向が見られました。
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図1 大船渡湾調査定点図
※St.1からSt.6(○)において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.D(△)において表層0mから水深15mの水質を観測した。
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図2 透明度の比較(前年同月、前月)
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図3 St.1(湾奥)の水温及び塩分の推移
※St.1は水深10m未満
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図4 St.2(清水)の水温及び塩分の推移
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図5 St.3(珊瑚島)の水温及び塩分の推移
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図6 St.4(蛸の浦)の水温及び塩分の推移
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図7 St.5(船河原)の水温及び塩分の推移
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図8 St.6(片頭)の水温及び塩分の推移
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図9 表層のクロロフィル量
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。1度の調査での湾内の相対的な比較としてご利用ください。
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図10 2.5m層のクロロフィル量
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。1度の調査での湾内の相対的な比較としてご利用ください。
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図11 15m層のクロロフィル量
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。1度の調査での湾内の相対的な比較としてご利用ください。 St.1は水深が10m未満のためデータはありません。
担当:漁場保全部