令和3年4月12日
過去の結果と比較して水温がやや高くなりました。
鉛直混合が弱まっていることが確認できました。
4月6日に実施した大船渡湾内観測結果をお知らせします。
表層及び2.5m層の水温は約10℃、10m層及び15m層では約9℃でした。過去の結果(2013~2020年度の4月の平均値)と比較すると、表層及び2.5m層では約1℃、10m層及び15m層では約1.5℃高くなりました。
3月には鉛直方向に混合していましたが、今月は混合が弱まっていることが確認できました。
-
図1 大船渡湾調査定点図
※St.1からSt.6(○)において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
St.AからSt.D(△)において表層0mから水深15mの水質を観測した。
-
図2 透明度の比較(前年同月、前月)
-
図3 St.1(湾奥)の水温及び塩分の推移
※St.1は水深10m未満
-
図4 St.2(清水)の水温及び塩分の推移
-
図5 St.3(珊瑚島)の水温及び塩分の推移
-
図6 St.4(蛸の浦)の水温及び塩分の推移
-
図7 St.5(船河原)の水温及び塩分の推移
-
図8 St.6(片頭)の水温及び塩分の推移
-
図9 表層のクロロフィル量
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません)。
-
図10 2.5m層のクロロフィル量
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。
-
図11 15m層のクロロフィル量
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。 St.1は水深10m未満です。